タイマンゴー農場

   マンゴーはタイ全土で栽培されていますが、主な産地としては中部タイ東部のチャチェンサオ、ラヨーン、チョンブリ、サケオ、西部のラチャブリ、ナコンパトム、スパンブリ、北部タイのチェンマイ、ピサヌローク、スコータイ、ナコンサワン、東北部タイのナコンラーチャシマー、スィーサケット、チャイヤプーム等が挙げられます。 

商業栽培は管理された農園生産が殆どです。 熱帯サバンナ気候に属し、雨季と乾季がはっきり分かれる タイで本当にマンゴー栽培に適した地域は限られます。 更に栽培では、農場管理が非常に重要な要素で、特に輸出用マンゴーを生産する農家には、徹底した灌漑コントロール、病害虫防除、肥培管理が求められます。  ここ数年で有袋栽培を行う農家も急増しています。

 タイに古くからある品種には多胚種が多く、これらは本来種子から栽培することが出来ますが、実際には海外からの導入品種(多くは単胚種)と同じく接木による栽培が中心となっています。
尚、利益を求め次から次へと流行の品種に接ぎ替える農家も多く、今後栽培品種が安定するまでにはまだ時間がかかるものと思われます。

タイ国内での一般流通経路は、コレクターと呼ばれる集荷業者が農家と、「メカ」と呼ばれる市場仲卸の間の配送を行こないます。「メカ」は果物の選別と色付けを行いスーパーや小売店等に出荷します。バンコクには4つの大きな市場があり、マンゴーの多くはここで取引されます。 これに対し輸出向けマンゴーは、農家間の品質差が直接影響するため、「メカ」を通さず、農家一軒一軒との直接取引きもしくは契約栽培を行うことで品質維持をはかることが多くなっています。

 通常、中部タイでは乾季(低温期)が終わり、暑季に入った3月に収穫のピークを迎え、その後収穫地は東北部タイ、北部タイに移動し6月までピークが続きます。
 これに加え近年は開花促進処理が盛んで、中部タイでは開花促進による果実が12月〜1月に収穫期を迎えます。このため11月には1本の樹の中に、収穫を待つ果実と、開花したばかりの花が同時に見られることとなります。

 弊社では、CPグループ直営農場(チョンブリ、ラチャブリ)及び日本向けとして弊社が指示するきめ細かい栽培方法が行える各産地の優良農家が生産するマンゴーだけを取り扱って行きます。